2026年8月30日日曜日

広汎性発達障害と診断されたが障害者手帳は取得できず労働することを諦めた

仕事が全く成り立たたず20年以上困っていてやっと広汎性発達障害と診断されましたが精神障害者保健福祉手帳は取得できませんでした。そのため労働することを諦めました。


これまでの経緯や考えなど

よくある心療内科や精神科の個人クリニックは、あまり発達障害を専門的に診てくれないことが多い。精神安定剤や抗うつ薬を処方するだけで終わるケースや、適応障害やうつ病という診断で済まそうとする医師が多いのが現状だ。実際、私も適応障害やうつの診断を出してくれる病院はあったが、「発達障害を診てほしい」といくら訴えても取り合ってもらえなかった。こうして病院を何軒も巡るのは、時間の無駄になってしまう。
何らかの理由で診ることができない(診たくない)のであれば紹介状を持たせて別の病院へ行かせるべきではないか。

受診するなら、心療内科ではなく「精神科」がよい。それも開業医ではなく、入院設備があるような大きい病院へ行ったほうがいい。ネットで「発達障害 病院」と検索しても大して参考にならない。実際、発達障害の病院をまとめているwebサイトに載っているようなところに行っても駄目だった。例えば武田薬品工業が作成してるWebサイト「大人の発達障害ナビ」に載っている病院に行っても無駄だった。中にはきちんと診てくれる病院もあるとは思うが。
むしろ検索には引っかからないような精神科へ行って、ようやく心理検査(WAIS-III)をしてもらうことができ、別の病院(ここもネットでヒットしない)で薬を処方してもらったが障害者手帳取得は取得できなかった。

近くにある大きい病院のホームページを見て、診療科目に「精神科」と書いてあったら、まずは予約して行ってみるべきだ。もし予約不要ならすぐに行くべきだし、仮に「発達障害」と明記されていなくても足を運んでみる価値はある。この時、大きい病院と言っても内科や皮膚科、整形外科、耳鼻咽喉科などがある総合病院ではなく精神科病棟(精神疾患患者用入院病棟)がある精神科に特化した病院に行くべき。私の場合はまさにこれ。

しかし、大きい精神科でWAIS-III(心理検査)を受けて自閉スペクトラム症(ASD)の傾向があると言われても、当時は「あとは自分で頑張って」と言われるだけだった(当時と現在では診断基準などが異なる)。そこから薬を処方してくれる病院に辿り着くまで、実に10年もの歳月がかかった。コンサータが無いのでアトモキセチンが処方された。40歳手前になっていた。
よく大人になってから発達障害だと気づいたというのを見るが、私の場合は中高生の時点で分かっていた。

少しの努力や工夫、世間で言われる「ライフハック」を実行してもどうにもならないレベルの困難を抱えているなら、きちんと病気を診てくれる病院を探し続けるべきだ。発達障害は早期に診断してもらい、早期に薬を使い始めたほうがいい。学生なら学生のうちに、社会人なら転職回数が多くなる前にだ。薬で症状が和らげば、そのまま日常を送れる可能性が高まるからだ。もし大学に学生相談窓口や健康管理センターのような施設があるなら、「自分の努力ではどうにもならない」という現状を真剣に訴えてみるべきだと思う。

私は中学校の頃から自分の状態をおかしいと気づき、「おかしい、おかしい」と声を上げていた。自分は学習障害(LD)なのではないかとも思った。母が中学か高校のときに心療内科へ連れて行ってくれたが、その時は何事もなく終わってしまった。
その後、高校受験に失敗し、大学受験にも失敗。浪人を経てなんとか地元の大学に入った。図書館の開館時間はいつも勉強し、帰宅してからも机に向かった。最初の学年から「卒業は相当難しいのではないか」と苦戦し、最後は1日2〜3時間しか睡眠を取らずに必死に勉強したが、ついに卒業することはできなかった。

社会に出てからも、全く仕事ができなかった。仕事ができないからと「あっち行け、こっち行け」と、社内での部署異動(社内転職)を含めて10回ほど職場を変わっている。1〜2年ごとに仕事を辞めさせられている。診断書を会社に提出したらその瞬間に「静かな解雇」をされた。

会社の「人事・経営層」と「現場」の間には大きな温度差がある。会社側は「仕事ができない発達障害者は要らないから辞めさせよう(静かな解雇)」としても、現場側は「補助業務でもいいから居てくれたらありがたい」と思っているケースがある。会社は身体障害には配慮しようとするが、精神障害や発達障害に対しては、ただの「努力不足」とみなすことが多い。

この場合、「静かな解雇」をされている当事者と会社側が何回話し合っても、分かり合えることはそう多くない。もし現場側が「欲しい人材だ」と思っているなら、現場の人間が即座に介入するべきだ。一旦その当事者を現場で引き取るくらいのことをしなければ、会社側は人手不足と言いながらも簡単に人を辞めさせる。現場側が「もう一回人事に言ってみれば?」と本人にアドバイスするのではなく、現場の管理職などが「自分が介入していいか」と本人に確認し、強制的に介入するべきだ。第三者が入れば流れが変わる。逆に、そこまでの介入がなければ「その程度の職場だった」のかもしかない。もし余力があれば、労働基準監督署や無料の法律相談を利用するのも手だ。

発達障害は身体障害と違って、一見すると障害を持っているように見えない。そのため、先にも書いたが「ただの努力不足」と片付けられがちだ。診断書を提出しても、医師が実際の就業風景を見ているわけではないため、書類に書かれた表面的な「就業制限」をクリアすれば解決するような単純な問題ではない。書面には表れない「やりたくても、どうしてもできないこと」がたくさんあるのだ。私が勤めていた会社側はそれを分かった上で、発達障害者を「厄介者」として辞めさせたいと考えていた。ここで重要なのは会社は当事者の症状は分かっていないが発達障害者自体は厄介だと「理解している」ことだと思う。

だが、新しく人を雇おうとしても、次にどんな人が来るかは分からない。さらに症状が重い人が来る可能性だってある。それならば、すでにいる発達障害の当事者を現場で引き受けてみて、どうしても駄目だったら人事に送り返せばいいのではないか。新たに人材を見つけてきて、ゼロから業務を教えるほうがよっぽど手間がかかるはずだ。

職場で配慮を求めても、「私もADHDって言われるんだよね〜」などと軽くあしらわれ、まともに配慮されないことが多々ある。これは悲しいことに医師であっても大して変わらない。「未だに発達障害には見えない」とか「軽いほうだ」と言う医師もいるが、生活や生計が破綻している時点で、当事者にとっては重度なのだ。そうした周囲の人間とは分かり合えないので、言い方は悪いが、縁を切れるなら切ってしまっていいと思う。

これまで発達障害関連の本をいくつか読んできたが、正直どれも参考にはならなかった。中古で買った古い本だったことも原因かもしれないが、何より「まずは発達障害を適切に診てくれる病院にたどり着くこと」が最優先であり、それが一番難しいからだ。

中学か高校で最初に心療内科に受診して20年以上経ってようやく診断が出た。20年前はまだコンサータすらなかった。
日本初承認のADHA薬であるコンサータは小児用は2007年12月販売、成人には2013年12月に適用が開始された。
しかし、精神科でWAIS-Ⅲの検査をしておきながら「あとは自分で頑張って」としたのは医療の怠慢だと思う。

世間ではよく「生きづらい」という言葉が使われるが、私はこの言葉に強い違和感を抱いている。何度も仕事を辞めさせられる経験を繰り返していれば、それはもはや「生きづらい」ではなく「生きられない」だ。「生きづらい」という言葉で収まるのは、努力や工夫次第でなんとかなる、ごく軽度の発達障害者だけだと思う。

私はマルチタスクがまるでできないのだが、よく工場はやることが決まっていて楽なのではと言われるのだけど、それは自動車工場の期間工くらいなのではないかと思う。やったことはないけど。

今回、初めて病院を受診してから約20年、そして心理検査WAIS-III(現在はWAIS-Ⅳにバージョンが上がってる)を受けてから約10年かかり、診断されたがこんなことをやっていたら生計が成り立たない。この間に仕事ができないからと部署異動(社内転職)も含めて仕事は10個近く変わった。
病院は何件も周り、ハローワークへは何回も行き、発達障害者支援センターや厚生労働省が運営するwebサイト「まもろうよこころ」に載っている相談窓口にも複数相談した。20年以上同じことを言っているが対策方法は教えてくれなかった。実際、方法がないのかもしれない。
20年以上こんなことをやっていて精神的にも体力的にも限界なので労働することを諦めました。
たまに資格試験の勉強を直前までやっていた様子だけど孤独死していたというニュースを見るが、私もこのまま貯金を切り崩しそれが尽きたら孤独死するのだろうなと思っている。

現在の病院でも軽いほうだということで細かく診てくれてはいない。広汎性発達障害という診断で、ASDやADHDなどは特に診断されていない。ただ一般雇用では到底成り立たないので状況を説明して手帳が取れるなら取りたい(取るしかない)と伝えたが不許可だった。

ハローワークや就労支援機関で発達障害の中のどれなのか?と聞かれるが皆、そんなにきちんと細かく診てくれているのだろうか。私がはずれを引いているだけなのだろうか。

発達障害を調べると、先延ばし癖があるとか時間が守れないとかを見るのだけどあまり当てはまらないので一般的な発達障害とは少し違うのかもしれない。

これは個人的な意見だが(この記事に書いてあること全てそうなのだが)アベマプライムなどを見ていると高IQ側の発達障害と低IQ側の発達障害を一緒にしないで欲しいと思う。私は低IQ側の発達障害。
それと、総1億発達障害というのはあまり賛同できないです。

    図1 処方されたアトモキセチン25mg

    図2 処方されたアトモキセチン40mg
   
図3 持っている発達障害関連の本





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